ボルトロス×トルネロスで序盤、終盤も隙ナシ!「風神雷神ゴースト」
こんにちは! インゲンです。今回はボルトロスとトルネロスを使ったデッキを持ってきました!
今回のデッキも、序盤・終盤とまったくスキが無い構成! 非GXの強さを200%体感できるハズですよ!
ちなみに、デッキタイトルの「風神雷神ゴースト」はイナズマイレブンが元ネタで、様々な方面のシュートをブロックできる必殺技です。ゴーストて。
このデッキの動かし方!
このデッキの主役はもちろん「ボルトロス」と「トルネロス」です!
まずボルトロスですが、こちらは序盤にめちゃくちゃ強いです。ポケカを代表する速攻デッキ「ジラーチサンダー」のエース「サンダー」は後攻1ターン目から80ダメージを出せることが強みですが、この「ボルトロス」も同じく後攻1ターン目から70ダメージを叩き出すことができ、それ以降のターンも「サンダー」のような難しい条件ナシ(トルネロスをベンチに置くだけ)で70ダメージを連打できます。
こうすることで、TAG TEAMがエネルギーの準備をする前からガンガン削っていけるのはもちろん、進化ポケモンを軸としたデッキであれば、相手が進化できない1ターン目から進化元を倒してしまうことで、作戦そのものを破綻させてしまうことも可能!
このデッキには、ボルトロス専用カードとして「エレキパワー」を4枚採用しています。
ダブル無色エネルギー1個から100を超えるダメージが飛び出すので、相手の計算を狂わせることもできます! ゴリゴリ削って、序盤からサイドを取っていきましょう!
そして、第2の主役、トルネロスです。こちらはベンチにボルトロスがいれば「らいめいトルネード」で、バトルポケモンに80ダメージ、ベンチポケモン全員に20ダメージという高い火力を出すことができます!
相手のベンチが埋まっていれば、総ダメージは180! これが毎ターンカンタンに連打できるんですから、相手はたまったもんじゃありません。
でも、イマドキ20ダメージを連打したくらいで倒れる敵はおらんぜよ。 ということで、今回はトルネロスのダメージばらまきが活きるギミックも用意しています。
それがこのカプ・テテフ。ワザ「マジカルスワップ」で相手に乗っているダメカンを好きなように乗せ換えることができるので、ばらまいたダメカンを1体に集中させ、サイドを一気に貰っちゃいましょう!
このデッキは「ボルトロス」で序盤から勝負を決めに行くこともできるのに、「トルネロス」→「カプ・テテフ」で終盤に一気にサイドを取りに行くことも可能という、「ずっと強い」が持ち味です!
また、「マジカルスワップ」を覚えたカプ・テテフは超とフェアリーの2種類がありますが、今回はフェアリーを使います。
それは、このデッキのキーカード、「マツリカ」がいるから。デッキからフェアリーエネルギー1枚を加速することができるので、「ボルトロス」は、ダブル無色エネルギーを引けない時も「フェアリー+フェアリー」で攻撃できたり、「トルネロス」が「ダブル無色+フェアリー」で攻撃できたりと、1ターンでエネルギーを揃えるためのルートがこれで一気に増えます。
それだけでなく、このデッキには他にもフェアリーポケモンをたくさん採用したので、手札にフェアリーエネルギーがないという時も重宝するはず!
とにかくどんな状況でもスムーズにデッキを動かしてくれる潤滑剤です!
他にも、非GXフェアリーポケモンは強力なものがめっちゃ多い!
GXデッキを完封できる「アローラキュウコン」、どんな大技もマネできる「ミミッキュ」など、環境に刺さるカードがすんなり採用できます!
特にミミッキュは、レシリザの「フレアストライク」やファイヤー&サンダー&フリーザーGXの「トリニティバーン」など、エネルギー多めの大技をコピーできると爆アドです!
カスタマイズするなら?
マチスの作戦があると、「マツリカ」を使ったターンにドローサポートが使えないという弱点を克服できるのでアリかもしれません。
が、ボルトロスで序盤から速攻を仕掛けることに成功するとサイドを先行しやすく、「マチスの作戦」を使う条件を満たせない可能性もあって、ちょっとミスマッチかなと思って今回は不採用になりました。
ダブル無色エネルギー対応、ダメージばらまき、かつエレキパワー対応という条件がそろっている「カプ・コケコ」はかなりオススメです。
にげるエネルギーが0なので、状況に応じて他のポケモンにバトンタッチできるのがとても頼もしいですね!
ボルトロス、トルネロスを各1枚ずつ減らして、カプ・コケコを入れる……という形でもいいと思います。
「基本フェアリーエネルギー」「ダブル無色エネルギー」それぞれに欲しいタイミングがあるでしょうし、その時手札にない可能性も十分にあります。
エネくじを採用していれば事故率がかなり下がって、より戦いやすくなるのでオススメ!
このデッキを対策するなら?
このデッキ、実はかなり厄介で、これといった対策があまり無いんです。
強いて言うなら、「ミミッキュ」「アローラキュウコン」に対しての立ち回りを気を付ける、などでしょうか。「ミミッキュ」が見えている状態で大技を使っても返り討ちに遭ってしまうので、ミミッキュを優先して倒したり、ガマンして中火力で攻めたりするのもアリです。また、GXワザをマネできないので、GXワザで攻めてしまうのも有効!
「アローラキュウコン」が見えたら、GXデッキは「グズマ」などの交代系サポートを温存して、相手がアローラキュウコンで攻めてきた時に不利にならないように意識しておくと、より戦いやすくなるはずです。
その他オススメデッキ記事!
編集後談「ネーミングセンス」
ここまでありがとうございます!筆者のインゲンです。
このサイトで記事を書いていてわかったのですが、デッキに名前を付けるというのは非常に難しい。親しみやすくて、ユーモアがあって、でもデッキを端的に表す一言をビシッと言い当てるのはとても高度な技術を要します。
それでも長いこと、ものにタイトルをつけるお仕事をしているとだんだん慣れてくるもので、今ではそれなりにいい名前を思いつくことができるようになりました。
ポケモンカードゲームにも、様々な場所にタイトルがありますが、その中でもわかりやすいのが「パック名」でしょう。「ダブルブレイズ」みたいな。
ダブルブレイズはまだ素直ですが、「闘う虹を見たか」のような、かなりヒネリのある名前も採用されたりするあたり、ポケカのパック名も面白いですよね。
同じカードを題材にするときでも、人それぞれ色々なタイトルが思い浮かぶでしょう。「ダブルブレイズ」だって、英語では「Unbroken Bonds(折れない絆)」という全く違うタイトルです。カッコイイですよね。
ちなみに、僕が色々な記事を書いていく中で、タイトルへの反響が大きかったのは「ようこそホラーハウスへ」「ゴキループ」あたりです。
特に「ようこそホラーハウスへ」は、その単語で検索した方も多かったようで、名前がそれだけ印象的だったということでしょうから、ほんとうにありがたい限りです。ようこそジャパリパークへ的なね。
僕がデッキにタイトルをつけるのは、小~中学生の頃昔に大好きだった「デュエルマスターズ研究所」というサイトの影響で、まさにこれは僕がこのサイトを作りたいと思ったきっかけのサイトです。
デッキに名前があることで、別に何か大きなメリットがあるわけではないと思いますが、ときどき「ふふっ」となってくれたら、僕にとってそれだけで大成功です。