シャワーズGX、ブースターGX、サンダースGX どのデッキ買うべき? 強いのは?

  • 11月 14, 2018
  • 1月 3, 2019
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魅力的なイーブイ進化3種類! 一番強いのは?

先日公開されたシャワーズGX、ブースターGX、サンダースGXですが、ほんとうにどれも魅力的なカードですよね~!

でもだからこそ、困ってしまいますよね。全て買えます! という人はそれほど多くないでしょうから、やはり狙いをしぼりたいところ。

そこで、今回はカードゲームベテランの筆者が、それぞれの特徴を見ていきながら、「これは強い!」という一枚を決定したいと思います!(あくまで個人の、発売前予想に過ぎないことをご承知ください!)

 

では、早速ですが、一番強いと予想したポケモンからご紹介します!

ブースターGXはマジで強いぞ!

そう、今回筆者が最も強い一枚に選んだのがブースターです!なんなら、「炎タイプGXの完成形」とも言えるのでは、と思っています。

まず、イーブイ進化ポケモンの性質は、イーブイの特性「エナジーしんか」によって、いきなりデッキから飛んできて、戦うことができるということ。それにより、進化ポケモンなのに、「エネルギー1つで行動する機会がある」「後攻1ターン目でもワザを放てる」という、とても大きな特徴があるのです。

それをフルに活かしたのがこのブースターGX。進化してすぐに「ヒートステージ」で動くことができ、3つものエネルギーを好きなようにつける、というとんでもないアドバンテージを稼ぐことができます。しかも、イーブイのおかげでそれを1、2ターン目に行えるんですから、炎タイプのデッキのテンポ感が一気に上がります。

いや、でも最初から手札に炎エネルギーがたくさんあるわけないやん!

と思いきや、炎タイプには火打石という強い味方がいます。要するにポケモンではなくエネルギーを4枚持ってくる「ハイパーボール」なのですが、ブースターとの相性が抜群なのは言うまでもありません。

ここで、1ターン目の動きを想定してみましょう。

①初手に「イーブイ」を伏せておく、あるいはハイパーボール、ネストボールで連れてきた「イーブイ」を出す

②初手にあった「カプ・テテフGX」を、あるいは「ハイパーボール」で「カプ・テテフGX」を連れてきて、ベンチに出す

③能力で「リーリエ」を持ってきて、そのまま「リーリエ」で手札を8枚に増やす

④火打石を使い、炎エネルギーを大量にゲットする、あるいは、リーリエで引いた中に複数の炎エネルギーがすでに手札にある

⑤炎エネルギーをイーブイにつけて、「エナジーしんか」でブースターGXに進化する

⑥イーブイがバトル場にいれば、そのまま「ヒートステージ」を使い、手札にたくさんある炎エネルギーを場にばらまく

という動きになるのです。なんだかうまく回りすぎな展開のように見えて、それぞれの条件がめちゃくちゃ緩く、ひとつが決まれば自動的に流れていくので、普通にバンバン成功します。この通りにいかなくても、2ターン目に「ヒートステージ」を使うというプランで動けばじゅうぶん強い!

この流れの何が強いって、サポート枠をカキに割いていないんです。

カキはもちろん強力なのですが、そのターンにドローができない、使用したターンはそれ以上動けないというデメリットもあります。エネルギー供給をカキに頼り切ってしまうと、このデメリットが痛い場面でもカキを使わざるを得なくなってしまうのですが、ブースターGX+カキという体制をとっておけば、柔軟かつ確実にエネルギー供給ができます

そして何より、「ぐれんのほのお」「パワーバーナーGX」という凄まじい火力と自己完結したシステムを持つ攻撃ワザ。

3エネルギーで190ダメージは破格のパワーです。カプ・テテフGX、マッシブーンGX、レックウザGX、ウルトラネクロズマGXなど、優秀なたねポケモンはどれも一撃できぜつさせ、ゾロアークGXなどの強力な1進化ポケモンも「こだわりハチマキ」込みで一撃。逆に相手はブースターのHP210を削るのに数ターンかかるはずなので、サイドレースにおいてかなり優位に立ちやすいです。

そして最後には失った炎エネルギーを補充する隙もなく、エネルギー1つで放てる「パワーバーナーGX」で試合を終わらせる

1ターン目から勝利まで、全ての試合の流れがこの「ブースターGX」に集約されているのです!

お分かりいただけたでしょうか。これが筆者がブースターGXを強くオススメする理由です。

(話を挟むタイミングが無かったのですが、ビクティニ◇もブースターGXと最高の相性! 倒されてもとられるサイドが1枚なので、GX主体のデッキなら相手のサイド数が奇数になって戦いやすいです。)

 

ここで、あまりにも褒めちぎってしまったので、ブースターGXの弱点をひとつお話ししておくと、非GXデッキを相手にするは比較的苦手としています。

「ぐれんのほのお」がオーバーな火力になってしまい、その対価に炎エネルギーをトラッシュして隙を作ってしまうのは勿体ないからです。しかも取れるサイドも1枚ですからね。

よって、他の、もう少し火力の小回りが利く炎ポケモンと一緒に使って、相手次第でポケモンをうまく使い分けていくのが理想の形になりそうです。

ブースターGXの得意相手:ゾロアークGX×ルガルガンGX×マッシブーンGXデッキ、 ウルトラネクロズマGX×カラマネロデッキ、 ゼラオラGX(+レックウザGX)デッキ など

ブースターGXの苦手相手:ロストマーチデッキ、 ギラティナ×カラマネロデッキ など

得意相手にはとことん強い! シャワーズGX

続いてシャワーズGXですが、ひとことで言うと「得意相手にはとことん強く、苦手相手にはめちゃくちゃ弱い」ポケモンです。

というのも、シャワーズGXは完全に耐久寄りの能力をしていて(原作ポケモンと同じですね)、半端なダメージであれば毎ターン全回復してしまうので、一撃必殺級のダメージでないと倒しきれません。

デッキにシャワーズを4枚投入して、イーブイから次々に進化していくことで1ターンに120ものHPを回復しながら戦う、という使い方が主になりそうです。

例えば、現在大会でよく見かける「ジラーチサンダー」と呼ばれるデッキは、メインのサンダーの攻撃が80ダメージくらいなので、このシャワーズの回復量ですべて吸収されてしまいます。つまり、「サンダーに対して無敵」という状況ができあがるのです!

カードゲームにおいて「詰ませ性能」と言ったりしますが、相手が「どうやっても勝てない」状況を作り上げることができる、というのは、立派な戦法のひとつ!

(↓シャワーズGXは細かいダメージ計算が大事なカードなので、ちょっと説明が難しくなっちゃいました! 赤い文字の部分だけ読んでサンダースGXまで飛ばしちゃってもOKです!↓)

粘り強いシャワーズの力をさらに引き上げるのが「ムキムキダンベル」。

シャワーズGXにとって、攻撃をどれだけ耐えられるかというのは重要な問題です。

例えばよくある「マッシブーンGXのナックルインパクト(160)+ディアンシー◇の特性(20)」などの「180ダメージ」を何回耐えることができるか考えてみますね。

順序で言うと、180ダメージ→120回復→180ダメージという形になるのですが、2回目のダメージの時点で合計240のHPが削られます。つまり、シャワーズGX本体のままだと2回目できぜつしてしまいますが、「ムキムキダンベル」を持つことでHPが250に増えていてば、180という大きなダメージでも2ターン連続で耐えることができます。

その間にシャワーズは2回行動できるので、「ハイドロポンプ」2回で相手の主力を突破してやることで、相手はシャワーズの回復量に追いつけるポケモンがいなくなる……という流れに持ち込めるのです。

複雑ですが、「大きなダメージを出せるポケモンを倒せるかどうか」に、シャワーズデッキの勝敗は大きく左右されるということ。そういう意味で、HPの最大値を増やす工夫はとても大切なのです。

「じゃあ、シャワーズGXの弱点って何なの?」という話なのですが、ワザの威力に上限がなかったり、250を超える威力を叩き出せるようなデッキは大の苦手です。

その最たる例が「ロストマーチ」デッキでしょう。絶大な威力のワザを軽々使える上に、ロストマーチを使うワタッコは草タイプなのでシャワーズの弱点をつけます。苦手というか……残念ながら、「ほぼ無理」というレベルですね。

また、「レックウザGX」「ウルトラネクロズマGX」もワザの威力に上限がなく、シャワーズが受け止めきれないところまで威力を高めることができるので、かなり厳しい戦いになると予想できます。ただ、このポケモンたちはポケモンGXですので、シャワーズと同じ水タイプの「アローラキュウコン」もデッキに入れてあげれば、なんとかなるかもしれません! こういった形で、なんとかシャワーズGXの苦手な相手を減らす工夫が必要になるでしょう。

170~200ダメージあたりの、「シャワーズを一撃で倒せる訳ではないけれど、回復量を大きく上回るダメージ」くらいで戦うデッキはとても多いと思いますし、このデッキにとってもその対策は大切です。

先ほど「ムキムキダンベルで耐えてハイドロポンプで倒す」という方法をひとつご紹介しましたが、エネルギーが揃っていない(反撃できない)状況も想定して、相性の良い「マナフィ」「いれかえフロート」も採用しておくと安心です!

仮に場に「シャワーズGX4、マナフィ2」というポケモンが並んでいれば毎ターン160ものHPを回復できるので、「安全圏」のダメージがさらに広がります。160ダメージを完封できるとなれば、かなり多くのデッキが勝ち筋を失って「詰んで」しまうことでしょう!

良くも悪くも、シャワーズは「相手の勝ち筋を無くすことが勝ち筋」という面白い性質を持っています。相性のいいデッキには「自動的に勝ってしまう」くらいの圧倒的な強さを誇りますので、是非そのパワーを手に取って確かめてみてください!

シャワーズGXの得意相手:ゾロアークGX×ルガルガンGX×マッシブーンGXデッキ、ギラティナ×カラマネロデッキ、ジラーチ×サンダーダッキ、グランブルデッキ など

シャワーズGXの苦手相手:ロストマーチデッキ、レックウザGXデッキ、草タイプデッキ全般 など

序盤にどれだけ押し込めるかがカギ!サンダースGX

さて、最後はサンダースGXです!

ワザ「エレキバレット」は大人気のマッシブーンGXが使う「ジェットパンチ」と同じ能力で、ワザ「ヘッドボルト」は他のGXポケモンを凌駕するコストパフォーマンス。1エネルギーで最初のターンからワザを使えて、にげるエネルギーも0。GXワザもじゅうぶん強力で、良いところだらけ……なのですが、実際の対戦でどれくらい使われるかはちょっと予想できない、というのが正直なところです。

ちょっとそのお話をさせてください。

サンダースGXは早いターンから攻撃できるのが大きな魅力ですが、同じく早いターンから攻撃するというコンセプトの流行デッキ「ジラーチサンダー」と比べてみます。

ジラーチサンダーは、後攻1ターン目から80の威力を繰り出すことで、まだ進化していない相手のたねポケモン(ゾロアなど)を確実に倒して相手より有利に試合を運ぶという戦略のもと組まれたデッキ。

サンダースGXの場合、威力30の「エレキバレット」は、たねポケモンを倒しきる目的ではちょっと心もとないところがあります。「サンダーマウンテン◇」「カプ・コケコ◇」などで1ターン目に110の「ヘッドボルト」を何とかして1ターン目に使うことで似た戦略もとれますが、それだと威力110がちょっとオーバーなので、1ターン目だけを重視するならサンダーの方が優秀でしょう。

では、2ターン目以降、「ヘッドボルト」で威力110を放つことを考えると、次はゾロアークGXというライバルが登場します。サンダースGXよりも緩いエネルギーで威力120が出る「ライオットビート」、加えてそれ以降のバトルを優位にする特性「とりひき」、そしてサンダースGXよりも高いHP。にげるエネルギーの差はあれど、さすがに2ターン目以降の動きにはゾロアークGXに軍配が上がりそうです。

 

……そう、サンダースGXは、ブースターGXやシャワーズGXとは違って、「今までできなかったことを可能にする」ポケモンではないんですよね。

今までできていたことを、高水準でいろいろ搭載した便利なポケモンが「サンダースGX」。先ほどご紹介した「サンダー」「ゾロアークGX」などの名だたる有名カードのいいところを少しずつ取り入れたカードなので、勿論めちゃくちゃ強いです。しかし、それだけに確立された立場ではなく、ライバルが多いポジションのポケモンなので、「実際どうなるかわからない」という結論に落ち着きました。

カードパワーだけで見ると確実にシャワーズGXよりは上なんですけどね。カードゲームの要素はそれだけでは決まらないので、ちょっと予想の難しいカードでした。

(にげるエネルギー0というのも素晴らしいのですが、雷タイプには味方全員を逃げるエネルギー0にできる「ゼラオラGX」がいるんですよね……どこを見てもライバルが多いポケモンです)

とはいえ、雷タイプには優秀なトレーナーズがたくさんついています。「エレキパワー」をはじめとして、「デンジ」、「サンダーマウンテン◇」「カプ・コケコ◇」など、それ以外のカードでいくらでも補助できるので、それを駆使して独自の立場を築き、しっかりそのポテンシャルを活かしきることができれば、サンダースGXに及ぶポケモンはほとんどいないでしょう!

中盤以降はデンリュウGXも攻撃に参加する、というような流れのデッキを組めば、かなり隙の少ないデッキになるかも!

他にも雷ポケモンは器用なカードがたくさんあるので、実際に発売されたら色々な組み合わせを試してみたいところです。

サンダースGXの得意相手:ロストマーチデッキ、ギラティナ×カラマネロデッキ、ジラーチ×サンダーダッキ など

サンダースGXの苦手相手:ゾロアークGX×ルガルガンGX×マッシブーンGXデッキ、他闘タイプのデッキ など